なぜ刺し子〝ふきん〟なのか
こんばんはharitoitoです。
(先端恐怖症の方ごめんなさい)
随分前に自分で作った針山です。裏にマグネットを付けたのですが磁力が弱くほとんど意味を成してません。
それでも気に入ってずっと使っています。
私は刺し子の〝ふきん〟を作って販売しています。最近インスタで色んな作品を見ることが増えて
(大変そう、すごくきれいだなぁ)
(これ刺してからミシンもしてる。ミシンも真っ直ぐできれい)
(これなんの布?麻かな、こっちはダブルガーゼかぁ)
なんて思ってます。
私は地味にずっと、真っ白い晒しに紋様を書いてひたすらに刺し子の〝ふきん〟を作り続けています。
なんで〝ふきん〟なんだろう?
ふと考えてみました。
私は多分、この何でもない晒しが化けるのが好きなんだと思います。
例えば、刺繍ってとても素敵。いつか機会があればやってみたいと思っています。
でも刺し子は本来は布を丈夫にするために生まれた技術。模様や目印ではなかったのです。
何でもない布が少し特別になる感じ。そして気軽に使える感じが好きなんだと思います。
多分。
今、なんでもない晒しが〝ふきん〟26枚分あります。
ひたすらにまず袋に縫っています。
袋に縫いながら思ったことを書いてみました。
いつか〝ふきん〟以外の物を作り始めたらその魅力をまた書きたいと思います。