転機
こんにちは、haritoitoです。
一つ前のブログ、作ることは人生。
大層な題名をつけたもんだ。
今読み返してみて、こんな風に気持ちを言葉にできている自分に感心してしまいました。
題名だけ気になる。
でも本当に、出来上がった刺し子のふきんを誰かが見て購入を迷ってくれることって凄いなぁと思います。
迷ってる時間は楽しくもあり苦しくもあり。
買い物もまた人生。
今は一目刺しのターン。
緑の【柿の花】おすすめです。
使い道は無限大。
みなさん、迷ってください。
作ることは人生
お久しぶりです、haritoitoです。
最近は黄色のつの亀甲が仕上がりそうで仕上がらない、そんな毎日を送っております。
下書きが消えつつあります。
手作りのもの。
ここで言う手作りとは、人の手で切って貼って仕上げたり、私のように販売サイトで売っていたりするもののことを指します。
私の生活には手作りのものがあります。
例えばバッグ。職人さんが材料を厳選して使いやすいように工夫されていて、持ちやすいし可愛い。とっても気に入っています。
あと、食器。ケーキを食べる時に丁度いい大きさの民芸のもの。テンションが静かに上がります。
まだまだ、ショールや家具なども。
その中に自分で作ったものもあります。
服、バッグ、編み物、指抜き、などなど。
最近ふと思いました。
私は何か欲しいと思った時、常に(自分で作れそうかな、無理かな)と思う癖があります。
そして結構な確率で手をつけてみることが多いです。
そしてもちろん、初めて作るものなんか失敗したりもします。やり直したりやり直さなかったりします。
一つ困ったことがあって、私は自分で作ったものが処分できない。
失敗していても処分できない。
もう着ない服も処分できない。
サイズが変わっても処分できない。
そこで例えば、私が小物入れが欲しいとします。
販売サイトで可愛い小物入れを見つけ、買ってみます。
とても気に入って何年か使用します。
あれ、少し汚れてきたな。よく見たら欠けてしまっている。
そろそろ寿命かもしれない。
よし、新しい小物入れを探してみよう!
すごく自然な流れな気がするのです。
もちろん修繕して使用を続けることも自然な流れの一つだと思います。
昔買った靴下なんかは穴を刺繍して更にお気に入りになったりしています。
それなりに気に入った必要なものを手に入れて、寿命が来るまで無理なく自然に使って、その時が来たら手放す。
流れるような自然な人生な気がします。
今私が私の人生において全て手作りしようとすると執着が生まれます。
そして作ったもの全部、自分で使って生きていくことは不可能。
でも作ることがやめられない。
それは作ることが私の人生だから。
もっと上手な言い方があるかもしれないけど今は出てこない。
そこで、私の作った刺し子ふきんが誰かのちょっとしたお気に入りとして迎えられ、そこそこお役に立てて、その時が来たらお別れする。
そんな一部になれたらほのぼの、嬉しいと思いました。
そして私も誰かが作ったものとそんな風に自然に出会い自然にお別れしていきたいと思いました。
自分の持てるもの全て、出し惜しみせず生きていきたいと思っております。
この身もくる時がきたら自然と手放せるように、多少の綻びは修繕してのんびり暮らしていきたいです。
haritoito
久しぶりの下書きが消えないうちに
気がつけば8月最終日です。
残暑は厳しいですが少しずつ風も気持ち良くなったり、ならなかったり。
久しぶりに刺し子に手をつける時間を作りました。
下書きを2枚。
当たり前のように〝つの亀甲〟です。
これ、うちの定番にしようかな。売れ筋です。
新しいものに目が向く時、気持ちを新たに一歩踏み出したい時だったりします。
何か手に入れても何も変わらないけど、一瞬でもふわっと足が軽くなるような瞬間があります。
悩む時間にその瞬間がやってくると、買わずに済んだり。
私にとって買い物はそんなスイッチです。
悩む時間に刺し子ふきんも入れていただけたら嬉しい。(買わなくても可)
つど、つど、受け入れる
こんにちは、haritoitoです。
絵のような空で綺麗だったいつかの空です。
ありがたいことにご注文をいただいているふきんは少しずつ制作しています。
正六角形の図案の線が消えるとまた違った雰囲気になるので、水通しが楽しい紋様です。
色違いも可愛いし、同じ色も可愛い。何にせよ同じ紋様が並ぶと可愛いなぁといつも思います。
水通ししてしまったら元には戻らないし、いつかの綺麗な空も今日は違う空です。(曇り)
無心にはなれない
お久しぶりです。
haritoitoです。
最近も少しずつ刺し子ふきんを制作中です。亀の歩みですが進めています。
同じことを繰り返していると無心になる瞬間があるとかないとか。私の場合は無心にはなれません。
というか無心の時は意識できないはずなので、覚えていないだけで無心である瞬間もあるかもしれません。
気がついたらこんな時間に!というのが無心であった証拠なのでしょうか。
昔はそんなこともありました。何時間も刺していて、急に電池が切れる。
今は、少しやろうかなぁ、、、よし、この辺でやめとこ。と意識して区切っている感があります。
人気の【つの亀甲】
こんにちは、haritoitoです。
雨が降ったり雷が鳴ったり太陽が出てきたり、変わった天気の土曜日です。
haritoitoでは〝つの亀甲〟がなかなか人気の紋様です。
私も〝つの亀甲〟大好きです。
桃色?桜色?
これはこれで当たり前に可愛い。
水色、はい爽やか。
可愛いけど可愛すぎないグレー。
個人的には桜色とペアで置いて欲しい、
桜餅みたいで可愛い黄緑色。
いろんな色で色ち買いもおすすめです。
個人的には同じ模様の色違いでキッチンなんかにあると統一感も出ておすすめ。
常に在庫ありの状態にしておきたい紋様の一つ。〝つの亀甲〟今在庫なしの物を製作中です。
余裕が出たら全色、、とまではいかないけどまだまだ増やしていきますので気長にお待ちくださいませ。
なぜ刺し子〝ふきん〟なのか
こんばんはharitoitoです。
(先端恐怖症の方ごめんなさい)
随分前に自分で作った針山です。裏にマグネットを付けたのですが磁力が弱くほとんど意味を成してません。
それでも気に入ってずっと使っています。
私は刺し子の〝ふきん〟を作って販売しています。最近インスタで色んな作品を見ることが増えて
(大変そう、すごくきれいだなぁ)
(これ刺してからミシンもしてる。ミシンも真っ直ぐできれい)
(これなんの布?麻かな、こっちはダブルガーゼかぁ)
なんて思ってます。
私は地味にずっと、真っ白い晒しに紋様を書いてひたすらに刺し子の〝ふきん〟を作り続けています。
なんで〝ふきん〟なんだろう?
ふと考えてみました。
私は多分、この何でもない晒しが化けるのが好きなんだと思います。
例えば、刺繍ってとても素敵。いつか機会があればやってみたいと思っています。
でも刺し子は本来は布を丈夫にするために生まれた技術。模様や目印ではなかったのです。
何でもない布が少し特別になる感じ。そして気軽に使える感じが好きなんだと思います。
多分。
今、なんでもない晒しが〝ふきん〟26枚分あります。
ひたすらにまず袋に縫っています。
袋に縫いながら思ったことを書いてみました。
いつか〝ふきん〟以外の物を作り始めたらその魅力をまた書きたいと思います。